こんにちは。知的障害者施設で支援員として働いている、ココです。
このブログではこれまで、支援現場での気づきや学び、そして支援員としての日常について書いてきました。
そして今回から、新しい連載を始めることにしました。
「介護福祉士を目指す受験記」です。
来年、私は介護福祉士国家試験を受験する予定です。
この連載では、支援員として働きながら勉強を進めていくリアルな記録を残しつつ、同じように受験を考えている方にとって「少しでも参考になる情報」をまとめていきたいと思います。
知的障害者施設の支援員として働く私が、介護福祉士を目指す理由
ある夜勤の日、一緒になった同僚からこんなふうに聞かれました。
「ココさん、“介福”とらないんですか?」
私は思わず、
「え? 介福? 介護福祉士ですか?」
と聞き返しました。
すると彼女は、こう言ってくれました。
「ええ、そうです。ココさんなら、ここでの実務経験も満たしていると思うし、受験できますよ」
同僚である彼女は、私よりずっと若いのですが、支援方法についてもよくアドバイスしてくださいますし、相談にものってくださる先輩です。
そして彼女は、すでに介護福祉士の資格を取得していました。
それまで私は、この支援員としての仕事は資格がなくてもできるので、仕事に支障はないと思っていました。
そのため「資格を取る」ということを、これまで真剣に考えたことがなかったのです。
ただ一方で、心のどこかでずっと
「支援というものを、もっと深く学びたい」
という思いは持っていました。
支援員の仕事は、利用者さんの生活全体を支え、安心して毎日を過ごせるように関わることが求められます。
日々支援に入っていると、ふとこんなことを感じる瞬間があります。
- この支援は、利用者さんにとって本当に安心につながっているだろうか
- 声かけや関わり方、もっと良い方法があるのではないか
- チームとしての支援を、どう整理して共有すればいいのか
この「支援員の仕事と現場での気づき」ブログを書いていくことによって、私はこの仕事が本当に好きだということ、そして経験だけでなくもっと学ぶ必要があるのではないかということに気づかされてきました。
そこで、介護福祉士の資格取得をめざしてみようという思いにいたったのです。
私にとってそれは、「現場の支援をさらに深めるための一歩」です。
私の現状(受験資格・これから必要なこと)
まずは、これから介護福祉士を受けようと思っている方にも分かりやすいように、私の状況を整理しておきます。
私はヘルパー2級を持っています
私は以前にホームヘルパー2級(訪問介護員2級養成研修課程修了)を取得しています。
なお、この訪問介護2級養成研修は2013年に廃止され、現在は「介護職員初任者研修」へ移行しています。
現場経験はあるものの、介護福祉士の試験を受けるには条件を満たす必要があります。
一般的には、介護福祉士の受験には
- 実務経験(3年以上など)
- 実務者研修の修了
が必要とされています。
※詳しい条件は年度によって変更されることもあるため、必ず公式情報をご確認ください。
実務経験はクリアしています
施設での実務経験年数については、受験の条件を満たしています。
これまで積み上げてきた現場経験が、ここでやっと形になっていく感覚があります。
実務者研修を受ける必要があります
ただし私の場合、「実務者研修」を受講する必要があります。
働きながら研修を受けることになるので、これからスケジュール調整や費用のことも含めて、少しずつ準備を進めていきます。
この連載で書いていくこと(読者さんへ)
この連載では、ただの勉強記録ではなく、支援員としての視点を大切にしながら書いていきます。
具体的には、こんな内容を予定しています。
- 実務者研修の申し込み~受講までの流れ
- 働きながら勉強時間を作る工夫(夜勤ありの生活)
- 使った教材や過去問の進め方
- 「試験の学び」と「現場の支援」がどうつながるか
- 支援員としてしんどい時期のメンタルの保ち方
同じように福祉現場で働きながら受験を目指している方にとって、
「1人じゃない」と感じられる連載になれば嬉しいです。
まず最初に決めたこと:完璧を目指さない
正直に言うと、私は勉強が得意なタイプではありません。
現場の仕事は体力も気力も使いますし、夜勤もあります。
帰宅後は何もできずに寝てしまう日もあります。
だからこそ、この受験は「気合」だけでは続かないと思っています。
私がまず最初に決めたのは、
完璧を目指さないことです。
- できない日があっても、自分を責めない
- 少しでも前に進めたらOK
- 積み上げを信じて続ける
支援の仕事も、勉強も、続けることがいちばん難しくて、いちばん大切だと思っています。
介護技術の必要性を感じた体験
現在の知的障害者施設では、介護技術よりもコミュニケーションの取り方や、利用者さんがどうしたら安心して過ごすことができるかということに重点をおいて仕事をしてまいりました。
しかし9年間の間に、認知症と思われる症状が出てこられた方もおります。
また、それは身体の衰えとして出てくる方もおられます。
そのため、入浴支援などの場面でも、介護技術がとても重要な要素になってきていると感じています。
利用者さんの変化に気づくことの難しさ
特に60歳を超えた利用者さんの中には、足腰が弱り、腰が曲がってきている方もいます。
歩きにくさを感じたりしていても、ご自分からその痛みを口にすることがなかなかできずにおられます。
「痛いですか?」とお聞きしても、それに対して応えられない方がほとんどです。
高齢化で増える“支援の難しさ”
尿失禁が増えてきたり、日中ぼーっとしていることが多くなったり、こちらの声かけにもすぐに反応ができなくなって、
「もしかして認知症かな」
と思える方も出てきています。
ですので、より専門的な知識と学びの必要性を感じ、介護福祉士の資格を目指すことを決心しました。
まとめ:支援員として、学び直しの一年にします
介護福祉士の受験は、資格を取ることだけが目的ではありません。
今の支援を見直し、学びを深め、利用者さんの安心につながる支援をしていくための挑戦だと思っています。
この一年を「学び直しの一年」にできるように、焦らず、でも止まらず、進んでいきます。
次回は、実務者研修について私が調べたこと・申し込みまでの流れを、支援員目線でわかりやすく書いていく予定です。
同じように頑張っている方、一緒に進んでいけたら嬉しいです。

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