運営者情報

「その人らしい暮らし」を支える支援を目指して

はじめまして、cocoと申します。

現在は知的障害者施設で支援員として働きながら、小学生の孫(発達グレーゾーンの特性あり)の成長を見守る祖母でもあります。

この仕事を始めて9年目。当初は利用者さんの表情や行動の意味がつかめず、うまく関われない自分に悩む日々でした。
それでも、目線を合わせ、ペースを合わせ、寄り添うことで、少しずつ信頼関係が生まれました。
ほんの小さな笑顔や、ふっと力の抜けた瞬間に立ち会えたときの喜びは、今も変わりません。

このブログ『支援員の日常』では、支援の現場で感じた気づきや、家庭で孫と向き合う中で得た経験を綴っています。
支援のプロとしての視点と、悩み多き一人の祖母としての視点。この両方を行き来しながら、同じように悩む誰かの心が少しでも軽くなるような情報をお届けできれば幸いです。


経歴・保有資格

確かな経験に基づいた情報を発信するため、私の経歴をご紹介します。

職歴

  • 障害者支援施設 支援員:9年目(現在)
  • 高齢者介護:計4年間
    • 特別養護老人ホーム(夜勤専属):1年
    • 介護付き有料老人ホーム:2年
    • 訪問介護:1年

保有資格

  • ヘルパー2級
  • 福祉住環境コーディネーター3級
  • メンタルケア学術学会認定メンタルケアカウンセラー
  • 公益財団法人日本知的障害者福祉協会主催「知的障害を理解するための基礎講座」修了

介護経験と支援の原点

支援員になる前は、介護の現場で4年間働いていました。
訪問介護では身体介護から家事援助まで、特養や有料老人ホームでは医療的ケアを含む対応や、生活の質(QOL)を大切にしたケアに取り組みました。

一度現場を離れた時期もありましたが、「人の暮らしに寄り添う仕事がしたい」という思いは消えることがありませんでした。

松葉づえの先輩との出会い

その原点には、大学時代に出会った一人の先輩の存在があります。

その先輩は小児麻痺で手足が不自由でしたが、松葉づえを使って毎日大学に通っていました。当時の私は恥ずかしながら「なぜそこまでして通うのか」など、無意識の偏見を持っていたように思います。

しかし、サークル活動を通して親しくなり、彼女の好奇心や人との関わりの豊かさに触れる中で、考えが大きく変わっていきました。
「恋愛も結婚もしたい」と語る彼女に対し、「そんなことも考えるんだ」と驚いたかつての自分を、今では未熟だったなと感じます。

忘れられないお母さまの言葉

ある日、彼女を自宅まで送ったとき、お母さまがこう話してくれました。

「この子より私の方が先に死にます。だから、一人でも生きていけるように、厳しく育ててきました。」

この言葉は今でも胸に深く残っています。
障害のある子どもを育てる親の現実、愛情と覚悟の重みを初めて実感した瞬間でした。
今、孫の成長を見守る立場になり、この言葉の重みをより一層強く感じています。


現在支援している方々

今、私が支援している利用者さんの多くは、重度の知的障害や身体障害を併せ持つ方々です。

  • トイレの意思表示が難しい方
  • 言葉でのコミュニケーションが難しい方
  • 感情表現としてじだんだを踏む方
  • 自閉症の特性から、音や場所に敏感な方

さまざまな特性や困難を抱える方たちと向き合う中で、「寄り添う支援」の大切さを日々感じています。

また、家庭で見守る親御さんたちの悩みも深刻です。「私が死んだらこの子はどうなるんだろう」という不安を抱えながら、高齢になっても在宅介護を続けている方が多いのが現実です。


支援とは「誘導」ではなく「寄り添い」

支援員になりたての頃は、「どうしたら行動してもらえるか」とばかり考えていました。
でも今は、支援とは「相手の思いに寄り添い、意思を引き出すこと」だと実感しています。

「何がしたいか」「どんなふうに生きたいか」を大切にしながら、その人の選択と行動を支えること。
これは、支援の現場だけでなく、孫との関わりにおいても大切にしたい私の指針です。


運営方針と免責事項

目指していること

支援の現場は、決して完璧ではありません。うまくいかない日も、悩む日もたくさんあります。
それでも、安心した表情や笑顔に出会えたとき、「この仕事をしていてよかった」と心から思います。

このブログでは、支援員としての日々の気づき、試行錯誤、工夫や小さな発見を発信していきます。
どこかで誰かの参考や、共感につながれば嬉しいです。

【免責事項(必ずお読みください)】
当ブログの内容は、支援員としての実務経験および一家庭の体験談に基づくものです。
可能な限り正確な情報を心がけていますが、医学的な診断や治療、効果を保証するものではありません。お子様の特性や状況は一人ひとり異なりますので、専門機関への相談のきっかけや、一つの参考としてお読みいただけますと幸いです。

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